about

ABOUT BEEKEEPER PARADE 【ビーキーパーパレードとは?】

ビーキーパーパレードはエシカルファッションブランドです。お洒落の発信地オーストラリア・メルボルン発のエシカルファッションブランドです。

エシカルとは「倫理的な道徳的な」という意味の言葉です。「エシカルなカバン」と聞くとどんな印象がありますか?私たちが作るカバンは世界のデッドストック生地から生まれる世界を変えるカバンです。余った生地や誰かに使われなくなってしまった生地を使ったカバンはすべて、一つ一つ手作業でつくられています。 限られた量の生地からハンドメイドで製作するため同じ生地を使用したカバンでも、 一つ一つ違った顔を持っています。

このカバンを作るキッカケ。
ビーキーパーパレードは、紛争のあったカンボジアから難民としてオーストラリアに移住した兄(コーキィ)と妹(ソフィア)によって2012年に立ち上げられたソーシャルエンタープライズです。ソーシャルエンタープライズとは、社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体のことです。私たちの場合は、カンボジアの地方の学校不足や金銭的な理由から子ども達が学校に通えないという問題、そして世界の衣類ゴミの増加という問題の解決に取り組んでいます。

ビーキーパーパレードを立ち上げたコーキィは紛争中のカンボジアの監獄の中で生まれ、3歳の時に難民としてオーストラリアに亡命しました。まだまだ知らない人も多い難民の存在やカンボジアの教育事情、衣類ゴミの増加問題について知ってもらおうという想いで商品を作成しています。

難民とは?
紛争や政治的問題などの理由から生活に困窮し、他の国からの支援を必要とする人たちです。難民ビザの発給を受けて、他の国へ亡命をして生活をする人もいます。

使用する生地の全ては自社では発注せず、全て他のブランドから廃棄と決定されてしまった新品同様の生地を廃棄されてしまう前に救出して利用しています。その他、私たちの想いに共感をしてくださった衣類ブランドや家具ブランドから寄付をいただいた生地から生まれたカバンもたくさんあります。生地は主にカンボジアにて、生地の集積場から仕入れています。そこで買い手が見つからない生地はゴミの埋め立て地に運ばれてしまう運命です。東南アジアの国々には世界中の衣類ブランドの工場があり、そこから生み出される過剰在庫となってしまった未使用の問題のない生地がそこには集められてきます。私たちがそれらの生地をアップサイクル(価値を高めながらリサイクル)することで、世界の衣類ゴミの低減につながると信じています。

エシカルファッションとは?
サステイナビリティ(継続性)を考え、地球環境・労働環境・社会問題に取り組み世の中をより良くする仕組みのを考えつくられているファッションビジネスです。地球環境に出来るだけ負担をかけずに、また製作する人もフェアに扱うことで一時的な利益を求めるファッションではなく長期的に人間や地球環境と共存していけるファッションをご提案しています。また私たちのカバンは動物性素材を一切使用しないヴィーガン製品でもあります。

衣類ゴミとは?

日本では年間100万トン、また、年々増え続ける社会・環境問題です。近年、世界中で深刻な衣類ゴミの増加が懸念されています。カンボジアの子ども達の支援をどのようにしているの?目安としてバックパックを1つ購入して頂く度に、カンボジアの子どもが1年間学校に通うために必要なお金を提供します。英語を学べる機会を提供することで将来彼らが仕事に就くことができるようにサポート。

これまでの活動は?
これまでに、15トン以上の衣類ゴミを救出しアップサイクルすることにより価値を高めて素敵なカバンに。カンボジアに5つの学校を建設、1年間子どもが英語を学べるというサポートを3000席以上提供してきました。今後は、さらに日本との絆を強くするために就労支援の方々のお仕事に繋がるような 活動を始めました。障がいを持った方でもできることが沢山あり、エシカルファッションと就労支援の皆様の架け橋として、ビーキーパーパレードがあるような存在になっていきたいと考えています。

ソフィアのお話
ブランドを立ち上げた1人である妹のソフィアはブランド立ち上げ当時、病院で子宮頸癌と診断を受け、闘病中の身でした。そして、とても残念ながら彼女は、2012年8月15日に18か月の闘病生活の後に亡くなってしまいました。ソフィアの喪失を経験した事は、ブランドにとってもコーキィにとっても過酷な経験でした。未だに、私たちは彼女を失った喪失感を感じずにはいられません。 彼女は遺言の中で彼女の車を兄のコーキィに譲り、それを売ったお金で、未だに貧困に苦しむ人のいる故郷であるカンボジアをサポートし、私たちの生きる社会をより良い世界にするビジネスを立ち上げることに使うように言い残しました。 それはコーキィとソフィアが立ち上げていたベイビーツリープロジェクトの継続のお願いでもありました。ベイビーツリープロジェクトは、カンボジアの田舎の子どもたちに質の高い教育をもたらすために彼らが設立した慈善団体です。

それ以来、コーキィは妹との約束を守るために人生を捧げてきました。 そのために、ボーイ&ビー(ビーキーパーの前身)は2012年に生まれ、2014年に名前をビーキーパーパレードに変更することにしました。 そうして活動を続けていく中で、妹のソフィアの名前を冠した「ソフィア・サリースクール」は海近くの沿岸の村、ケップに建設されました。彼女の願い通り、カンボジアの子どもたちをサポートできるように。

私たちのミッションは「お洒落で可愛いカバンで世界をより良い場所にする」
私たちの製品は、地球環境を傷つけずに製作するという想いでハンドメイドしています。

◇動物性素材は使用していません。
◇売り上げの一部からカンボジアの子どもたちの教育サポート。
◇世界のデッドストックをカバンに生まれ変わらせることで世界で増え続けている過剰な衣類ゴミ問題に取り組んでいます。
◇カンボジア・プノンペンにある自社工場でハンドメイドでカバンを製作することで誰がどのような想いで作るのかを大切にしています。

– Helping reduce fashion and textile waste because they have been up-cycled from either end-of-roll, remnant, discarded or donated fabrics and clothing.
(私たちのカバンは地球からファッションや生地から生まれるごみを減らすサポートに繋がります。カバンの全ては他のブランドにより捨てられてしまった新品の生地の余りであったり、寄付をされた生地や服からアップサイクルをして生まれた物だからです。)

今後の目標としてはメディアに取り上げていただきエシカルファッションのことや就労支援のことを広げていきたいと考えています。 ぜひ皆様の応援もよろしくお願いいたします。

  • Home
  • About
  • Blog